デフリンピックってなに?
この名前を知っていますか?
おそらく、「知っている!」という人は少ないでしょう。
なぜなら、メディアにあまりにも取り上げられていないからです。
そのため、少ないのが現状です。
デフリンピックについて
詳しく知りたい
じゃあ、簡単に説明するね!
デフリンピックとは?
デフリンピックは、4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ大会です。
オリンピックの大会規模と同じであって、競技参加者も運営委員会メンバーも全員ろう者!
ろう者の世界共通言語である国際手話を使って
会議を行っているらしいよ
「デフ=deaf=ろう」という意味で、オリンピックと合わせて、デフリンピックとなります。
「デフリンピックのことを知りたい!」の方は下記をクリックしてね!↓
デフリンピック | 一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会 (jfd.or.jp)
なぜ、パラリンピックより知名度が低いのか
理由は2つ。
- 競技人口が少ない
- メディアにあまりにも取り上げられていない
知名度が低い理由その1:競技人口が少ない
実は、パラリンピックとデフリンピックの出場条件がそれぞれ違います。
- パラリンピック→視覚障害、脳性まひ、運動機能障害・切断、知的障害、肢体不自由
- デフリンピック→聴覚障害者のみ
聴覚障害者のみだから
競技人口が少ないんだ
知名度が低い理由その2:メディアにあまりにも取り上げられていない
初めに記述したとおりにデフリンピックのことをメディアに取り上げられていないため、知っている人が少ないです。
パラリンピックは、デフリンピックと比べてメディアによく取り上げられているから、知っている人が多いです。
なぜ、パラリンピックに聴覚障害者がいないの?
その理由は3つあります。
- デフリンピックはパラリンピックより歴史がある
- コミュニケーションの壁
- 他の障害者との身体能力の差
1.デフリンピックはパラリンピックより歴史がある
実は、デフリンピックはパラリンピックより先に開催されたことを知っていましたか?
- デフリンピック→夏季大会1924年(フランス)、冬季大会1949年(オーストリア)
- パラリンピック→起源は1948年、1952年に国際大会
2.コミュニケーションの壁がある
ろう者は手話を使うから、どうしてもコミュニケーションの壁が当たってしまう。
また、手話通訳の費用が莫大、他の国の代表の発言に理解が追いつかないことがあるためだそう。
3.他の障害者との身体能力の差がある
ろう者は耳が聞こえないだけで、身体能力は健常者と同じです。
もし、肢体不自由者と勝負するとしたら、身体能力に関してはどうしてもハンデがあります。
また、団体競技ではコミュニケーションが一層求められていますので、ろう者としてはバラリンピックに参加することが難しいです。
【追記】次の2025年の開催地は東京に正式決定!
次の2025年のデフリンピック開催地は東京に決定しました。
開催するにあたって期待する点について、以下の記事で詳しく解説していますので読んでみてください。
デフリンピックの知名度を
高めるチャンスだね!
まとめ:デフリンピックのことを知り、知名度を上げていこう!
今回の記事は「デフリンピックとは?なぜ、パラリンピックより知名度が低いのか?」について解説しました。
デフリンピックの知名度はまだまだ低いですが、今度2025年に東京で開催されますので、さらに上がることになるでしょう。
以下の記事では、実際にあったコロナ感染で全出場辞退されたことについてを解説していますので、興味あれば読んでみてください。
以上でなっきんでした!
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