こんにちは!なっきんです!
私は生まれつきに先天性感音性難聴であり、補聴器を着用しはじめたのは1~2歳からだと思います。
24年経っても今でもずっと補聴器を着けております。
24年補聴器を着用してきて、補聴器の効果はあるのかといったら、
ぶっちゃけ効果はほぼ無いです。
なのに今でも使い続けるのか理由を
併せて述べていくね!
感音性難聴とは?
感音性難聴では、内耳から音を信号として脳に伝える神経部分の障害があり、音が大きくても理解が困難になります。
補聴器を着用していないときの私の聞こえ方はこんな感じです↓
- 発音を区別できないため、雑音みたいに聞こえてなんて言っているかわからない…
- どこの方向から音が出ているのか分からない…
感音性難聴のほかに伝音性難聴、混合性難聴もあります。
それぞれの違いについては「聴覚障害の3種類とは?原因、特徴、補聴器の効果、治療方法など分かりやすく解説」をご覧ください。
補聴器について
補聴器を使用する目的
補聴器は普段の会話の声の大きさを聞き取りにくくなった時にはっきりと聞こえるように作られた医療機器であり、その人の聴力に合わせて音の大きさを調整することができます。
このために聴力検査が必要となります。
使用している補聴器の種類・耳掛け型
私が使用している補聴器の種類は耳の上にかける耳掛け型です。
操作方法はシンプルであり、聴力に合わせて音の大きさを調整することができます。
イヤホンと似ているので
誤解されやすいことも…
補聴器の効果がない理由と補聴器を使い続ける理由
感音性難聴の方にとって補聴器の効果を感じられない
感音性難聴は聴覚神経の部分に障害があるため、どれだけ音を大きくしても発音の区別ができません。
つまり、音を大きくする補聴器を付けても発音の区別ができないので、補聴器の効果をあまり感じられません…。
相手から話しかけられても何を言っているか分からないし、会話が成り立たないのです。
健聴者みたいに普通に聞き取れることは難しいので、代わりに筆談をお願いするようにしています。
補聴器の効果が無いのに使い続ける理由
発音の区別ができないにも関わらず、補聴器を使い続ける理由は2つあります。
- 音の方向が分かる
- 聴力が落ちないようにするため
音の方向が分かる
両耳に補聴器をかけることで、どこから音が出ているのか分かります。
発音の区別ができませんが、
私の聴力に合わせて音を大きくする補聴器を両耳に着用することで、どこから出ているかという音の方向が分かるようになります。
補聴器の必要性を気付いた私の体験談ですが、
私のバイクで運転する最中に
「ピーポーピーポー!」
と、救急車のサイレン音が鳴り響いているのを聞こえた時に
「これは、右からよく聞こえるな…右からか?」
と、右へ振り向いたら、救急車が走ってきました。
両耳に補聴器を着用したおかげで音の方向が分かるようになって、補聴器の必要性を気付いた私の体験談でした。
聴力が落ちないようにするため
それって本当かい?
個人差はあるけど
24年間聴力落ちたことはなかったよ!
なぜ、聴力が落ちないようにするためなのかというと、
補聴器を使用することで、自分の聴力を長期的に保つことができるからです。
実際に24年間補聴器を着用してきて、
聴力が落ちている所を見受けられなかったことを医師から
「20年以上経っても落ちていないことはすごいことです!」
と、珍しがってるように褒められました。
医師の視点はよくわかりませんが、24年間補聴器を着用してきて聴力が落ちていないことは自信もってはっきりと言えます。
まとめ:補聴器を使い続ける理由があるからこそ着用している
最後にまとめとして、補聴器を使い続ける理由は、
- 音の方向が分かる
- 聴力が落ちないようにするため
こういった理由があるからこそ今でも着用しております。
それを踏まえて補聴器を購入するか考えている方は
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以上でなっきんでした!
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