こんにちは!なっきんです!
今回のテーマは
「ろう者は実は知っていて当たり前な『暗黙の了解』のルールを知らない?!その理由は?」
について話したいと思います!
暗黙の了解の意味とは?
『暗黙の了解』の意味は、言わなくても知っていて当たり前のことだから、「言わなくても分かるだろう」と、お互いに理解していることです。
社会において一般的な常識を全員の間に共有するとして使われる単語です。
「暗黙の了解」の意味とは?仕事やスポーツでの具体例や例文も紹介 | TRANS.Biz (trans-suite.jp)
しかし、ろう者は実は、暗黙の了解のルールを知らないことが多いです。
私も過去に同じく理解していないことがあってて、「暗黙の了解」のルールを破るような行動を取ってしまいました。
それで気づいた健聴者の友達から注意されたことがありました。
「なぜ、ダメなのか?」という理由を教えてもらってこの場で知ることが多かったです。
なぜ、ろう者は『暗黙の了解』を理解していないのか?
答えはシンプル。
ろう者は聴こえないからだ。
これって暗黙の了解に
なんか関係あるの?
関係あるよ!
例えば、友達と一緒にご飯を食べに行くとしての話をするね
【例】友達と一緒に店で行く健聴者とろう者
ある健聴者が友達と一緒に店で食べながらおしゃべりする最中に、隣のサラリーマンの上司が自分の部下に何やら語りだしている…
上司「目上の人やお客さんのグラスを空っぽしないように目配りながら、注いでいいかどうか確認してから注いでな。これが飲み会のマナーやから覚えといてね。」
たまたま聞いていた健聴者は耳が聞こえるから、
「へぇー、これが飲み会のマナーか。覚えとこう…」
と、タメになる情報を頭に入れておくようになるでしょう?
自分も社会人になったときに上司と飲み会があるわけだし、
たまたま聞いた情報のおかげでちゃんとしたマナーを見せることができるし、
良い評判を受けることもできるでしょう。
社会人として知っていて当たり前のことだから、『暗黙の了解』が成り立っていることになります。
しかし、ろう者はどうでしょう?
耳が聴こえないので、当然、その情報は入ってきません。
だから、社会人のマナーを知らないまま社会に出たら…あとは想像できますよね。
耳が聴こえないって
そういうことだったんだね
無知ってこわいね…
【私の経験談】暗黙の了解を破った行動を取ってしまった結果
ここからは、実際にあった私の経験談です。
大学時代の時に所属していたサークルの飲み会があった。
「今年はお疲れさまでした」みたいな年末の飲み会だった。
参加していた私は、店のテーブルに席があってて、
壁側の席のところに座ろうと思って、座ろうとしたら、サークルの同期から…
「そこは先輩が座る席だよ。うちらは通路側に座るけん」
と、一言で注意されたことがあった。
そう、壁側の席は上の人が座る、飲み会のマナーだったのです。
それを知らずに座ってしまった私に注意されたわけです。し
かし、当時の私は全く知りませんでした。(無知って怖いね…(2回目))
後になって、聾の先輩から教えてくれて
やっと理解したよ…
まとめ:暗黙の了解を知らないろう者にしっかりと教えるようにしよう!
以上で、記事のまとめでした!
暗黙の了解をまだまだ知らないろう者がいると思います。
「知っていて当たり前でしょ!」といった固定概念を捉われずに、暗黙の了解のルールをちゃんと教えてあげるようにしましょう。
教えてくれると
今まで知らなかったことを
知れるので有難いね!
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