- どうして聴覚障害者にワイドミラー取付義務なのか?
- 自分と同じ聴覚障害者なのにワイドミラーを取り付けてない!これって違反?
こういった疑問は1度思ったことがありますよね。
ワイドミラー取付義務についてイマイチ分かっていない聴覚障害者が多いと思いますので、分かりやすく解説していきます!
この記事を読むと、ワイドミラーの取付義務の重要性を理解できますよ。
なぜ、聴覚障害者はワイドミラーの取付義務しないといけないの?
警視庁HP「身体に障害のある方の受験案内 警視庁 (tokyo.lg.jp)」に記載している通りに聴覚障害者が運転する車にワイドミラーの取付をしなければならない義務があります。
取り付けていないと取付義務違反になりますので、きちんと従いましょう。
ただし、取付義務があるのは、ある基準が満たしていない聴覚障害者が対象となります。
ある基準って?
ここから具体的に述べるね!
90dBの警報音(クラクション)を10m以上に離れた所で、補聴器があっても聞こえなかった聴覚障害者はワイドミラーの取付義務となる
90dBの警報音(クラクション)を10m以上離れた所で補聴器有無で聞こえるかどうかテストがあります。
聞こえの基準によって運転条件がそれぞれ違いますので、分かりやすく以下の表を作りました↓
聞こえの基準 | 運転条件 |
---|---|
補聴器なしでクラクションが聞こえる | 無し |
補聴器ありでクラクションが聞こえる | 運転する際に 補聴器着用 |
補聴器があってもクラクションが聞こえない | 運転する際に 補聴器着用 もしくは補聴器使用しない場合は 聴覚障害者標識 & ワイドミラー使用 |
ワイドミラーの取付義務があるのは、90dBの警報音を10m以上離れた所で補聴器があっても聞こえなかった聴覚障害者だけです。
なので、クラクション音を聞こえた人はワイドミラーの取付をしなくても大丈夫です。
もし、不安があるならば、取り付けても問題ありません。
詳しくは、「聴覚障害者マークの表示義務に関する交通法」について以下の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください。
運転できる車の種類に適用される
聴覚障害者が運転できる車種は以下の通りです。
- 準中型自動車(貨物車)
- 普通自動車(乗用車)
- 普通自動車(貨物車)
- 原動機付自転車
- 小型特殊自動車
- 大型自動二輪車
- 普通自動二輪車
原動機付自転車&自動二輪車(小型、中型、大型)はワイドミラー取付義務の対象ではありませんので、取り付けなくても大丈夫です。
ワイドミラーの大きさは決められていない
ワイドミラーの大きさは特に規定はありません。
ワイドミラーについては、運転席から、後面ガラスを通して後方を確認でき、運転席より後方の側面ガラスを通して斜め後方を確認できるものが目安です。
引用先:聴覚に障がいのある方の運転免許取得等について | 山形県
運転に邪魔にならないくらいならOKです。自分の好みでワイドミラーを選びましょう。
まとめ:補聴器を付けてもクラクションを聞こえなかった聴覚障害者はワイドミラー取付義務となる
今回は「聴覚障害者のワイドミラー取付義務」について解説しました。ワイドミラーの取付義務の重要性を理解できたかと思います。
まだワイドミラーを取り付けていないなら、こちらでご購入できます。
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