・就労移行支援と就労継続支援の違いが分からない…
就労移行支援と就労継続支援の名前が、どっちも似ているように見えますね。
どちらも障害者総合支援法に基づく福祉サービスの１つでありますが、
それぞれ意味と目的が違います。
分かりやすく言いますと、
- 就労移行支援…一般企業を働くことを目指して、個々の能力やニーズに応じた職業を見つけ、安定した就労を実現するためのサポートを提供する。もしくは、就職にあたって必要なスキルを身につけたい障害を持つ人々。
- 就労継続支援…一般企業を働くという不安を軽減させるために適切な職場環境を提供する。もしくは、働くのが難しい障害や難病を持つ人々。
なっきん自分の目的に合っている！
と、思う所から始めてみよう！
さらに就労継続支援のなかにA型とB型があり、
- 就労継続支援A型…企業に雇用される雇用型。給与が発生する。
- 就労継続支援B型…企業に雇用されない非雇用型。工賃が発生する。
という違いがあります。
今回は、「就労移行支援と就労継続支援の違いとは？」について詳しく解説していきます！
就労移行支援と就労継続支援の違い
就労移行支援と就労継続支援の違いについては、簡潔にまとめると以下の通りになります。
| 就労移行支援 | 就労継続支援A型 | 就労継続支援B型 | |
|---|---|---|---|
| 目的 | 就職するために必要なスキルを身につける | 就労の機会の提供および生産活動の機会の提供 | 就労の機会の提供および生産活動の機会の提供 |
| 対象者 | 障害のある方、難病のある方で、一般企業へ就職することを希望する方 | 通常の事務所に雇用されることが困難な方 | 通常の事務所に雇用されることが困難な方 |
| 雇用契約 | なし | あり | なし |
| 賃金 | 基本なし (一部の事業所あり) | 給与が発生 | 工賃が発生 |
| 平均月収 | 基本なし (一部の事業所あり) | 81,645円※1 | 16,507円※1 |
| 年齢制限 | 65歳未満※２ | 65歳未満※２ | なし |
| 利用期間 | 原則2年以内 | 定めなし | 定めなし |
- ※1令和3年度工賃(賃金)の実績について｜厚生労働省
- ※２平成30年4月から、65歳以上でも要件を満たせば利用可能
詳しく教えて！就労移行支援って？
就労移行支援は、一般企業への就職を目指す障害のある方を対象に、就職にあたって必要な知識やスキル向上のためのサポートを行うサービスです。
一般企業に働きたい！でも、知識とスキルが全然ないし…
あと、働きながら就活活動について相談乗りたいし、うーん…
という障害のある方は、就労移行支援サービスを利用することをオススメします！
詳しくは、『自分に合う仕事が見つかる！就労移行支援サービスの魅力３つ』をご覧下さい。
詳しく教えて！就労継続支援って？
就労継続支援は、一般企業への就職が困難な方へ働く機会を提供するサービスです。
就労継続支援には、対象者や支援内容により
・就労継続支援A型（雇用型）
・就労継続支援B型（非雇用型）
の2つがあります。
詳しくは、『【必見】どっちを選ぶ？就労継続支援A型とB型の違いについて』をご覧ください。
就労移行サービスを使うには、受給者証が必要！受給者証を発行しよう！
就労移行サービスを使うには、受給者証が必要です。
これが無いと利用できませんので、必ず発行しておきましょう。
受給者証の発行についてを知りたい方は、『【手順4ステップ！】受給者証を発行する手続きについて』をご覧ください。
まとめ：自分の目的に合った働き方を見つけるために利用しよう！
今回は、「就労移行支援と就労継続支援の違いとは？」ついて解説しました。違いを知ることで、自分の目的に合った働き方を見つけましょう！
ハローワークでは、就労継続支援の求人情報があります。
以下の記事では『【必見】ハローワークで自分に合う就労継続支援A型の見つけ方』について解説していますので、ぜひ併せて読んでみてください！
「一刻も早く一般企業に採用されたい！」という方は、オススメな就活移行支援サービス３つ紹介します。
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まずは申し込んでみよう！
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