障害者枠と一般枠、
どっちを選ぶか悩んでいる方はいるでしょう。
単刀直入に聞きますが、障害者枠と一般枠のメリットとデメリットをまず理解していますか?
また、自分の障害の特性を理解していますか?
そのうえで慎重に選ばなければならないと思います。
自分の選択をできるだけ間違えたくないなら、この記事を最後まで読むことをオススメします。
そうすれば、間違えずに済むかもしれません。
一般枠と障害者枠について
一般枠
企業が障害を関係なく誰でも雇用するための枠です。
障害者枠
企業が障害者を雇用するための枠です。
障害者でも一般枠は受けられる?
受けられるよ!ただ…
障害者が一般枠を受けるにあたって、以下のメリットとデメリットがあります。
以下の通りにあくまでご参考いただければと思います。
一般枠と障害者枠のメリット・デメリット
枠の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
障害者枠 | 雇用が安定していることが多い 合理的配慮がある トライアル雇用や実習がある | 職種がかなり少ない 給料が一般枠より低い |
一般枠 | 求人数が多い 職種が多い 給料が良い | 職場で障害者として見られたり扱われたりすることがある |
障害者枠のメリットとデメリットをより詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。
①障害者枠のメリット:雇用が安定
企業が長期的に働きやすい環境を提供してくれるので、雇用的に安定しやすくなります。
②障害者枠のメリット:合理的配慮がある
職場の方から障害を配慮してもらえることもありますので、障害者にとって働きやすく感じられます。
面接のときに障害について
しっかりと伝えましょう!
③障害者枠のメリット:トライアル雇用や実習がある
仕事の内容や職場の環境を把握できることが最大のメリットといえます。
企業にとって障害者にとって
イメージを具現化しやすくなるよ!
①障害者枠のデメリット:職種がかなり少ない
事務職や軽作業系が多くて、
専門職がほんとに少ないよ
②障害者枠のデメリット:給料が一般枠より低い
障害者枠だから
給料が低いことが多いね
あくまで企業次第だよ!
①一般枠のメリット:求人数が多い
障害者より求人数が多くて職種が幅広いので、選びやすいです。
ただし、競争倍率が高い…。
②一般枠のメリット:給料が良い
一般枠なので、障害者枠より給料額が高いです。
給料をより多く貰いたいなら、選択するのもアリです。
①一般枠のデメリット:職場で障害者として見られたり扱われたりすることがある
これは、あくまで職場内の人間関係や環境によるので、絶対ではありません。
障害だからというのではなく、
人と同じように仕事の成果を
見せることが大事だよ
悩むなら、『就労移行支援サービス』を活用することをオススメ!
2つの枠については分かったけど、
それでも悩む…
悩んでいるなら、
就労移行支援サービスを
活用してみるのもアリだよ!
就労移行支援サービスは、一般企業を働きたい障害者のために、自分の障害の特性やニーズに合わせて就職にあたって必要なスキルを身に付けたり、安定した就労を提供したりするサービスです。
詳しくは、以下の関連記事をまとめてありますので、ぜひ読んでみてください!
まとめ:障害者枠と一般枠のメリットとデメリットを理解した上で選ぼう!
今回は、障害者枠と一般枠のメリットとデメリットについて解説しました。
メリットとデメリットについて、もう一度おさらいすると、
枠の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
障害者枠 | 雇用が安定していることが多い 合理的配慮がある トライアル雇用や実習がある | 職種がかなり少ない 給料が一般枠より低い |
一般枠 | 求人数が多い 職種が多い 給料が良い | 職場で障害者として見られたり扱われたりすることがある |
を理解した上で、応募しましょう!
それでも悩む方は、まず就労移行支援サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
就労移行支援サービスは様々ありますので、
個人的に厳選した3つの就労移行支援サービスの強みと弱みを以下の記事で解説していますので、ぜひ読んでみてください!
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