- まず、厚生年金ってなに?
- 就労A型で1日6時間以上働いたら、厚生年金保険料ていうのを給料から引かれたけど…なんで?
社会保険とは、けが、病気、障害、老齢、死亡など、生活に脅かす事態を発生した場合、生活の安定を図すために一定基準の給付を行う保険です。
社会保険の種類は、
- 医療保険
- 厚生年金保険
- 介護保険
- 雇用保険
- 労災保険
など、あります。
就労継続支援A型と就労支援事業所の場合は、一般企業と同じく雇用するので、社会保険の1つである雇用保険が適用されます。
社会保険の中に様々な種類がありますが、今回は厚生年金保険について解説します。
実際に就労継続支援A型で働いているなっきんが厚生年金保険のメリットとデメリットを併せて、述べていきます。
厚生年金保険の重要性を
理解しよう!
厚生年金保険の加入条件は5つ
2022年10月からパート・アルバイト(学生除く)の方でも、社会保険の加入が義務化されます。
もちろん、社会保険の1つである厚生年金保険も適用されます。
加入条件は、以下の通りです。
- 週の所定労働時間が20時間以上ある
- 雇用期間が1年以上見込まれている
- 賃金の月額が8万8000円以上である
- 学生でない
- 従業員501人以上の事業所である
詳しくは、厚生労働省のHPにある『ガイドブック「パート・アルバイトのみなさまへ 配偶者の扶養の範囲内でお勤めのみなさまへ」』をご覧ください。
一定額の給料を超えると、厚生年金保険料が適用される
厚生年金保険料が適用される標準報酬(給料)は、88,000円以上からです。
未満だと、適用されません。
詳しくは、『令和5年度版保険料金額(日本年金機構)』
を見てね!
国民年金と国民健康保険を加入している場合は、会社側がこれらを外す手続きをしてくれる
国民年金と国民健康保険を入っているのなら、これらを外す必要があります。
外す手続きは会社側がしてくれるので、自分でする必要がありません。
ただし、外しているかどうか不安を感じる方は、会社の担当者に聞いてみましょう。
外さないままだと、
経済的負担が大きくなっちゃうからね
厚生年金を加入するメリットとデメリット
加入したほうがいいと言われているけど、
メリットとデメリットを知りたいな
まずは、デメリットから述べるね!
- 給料から引かれる。特に一人暮らししているパートとアルバイトにとって痛いかも。
給料から引かれるので、今後の生活のことを考えて、ある程度節約したほうがいいでしょう。
しかし、加入したほうが以下の通りに受けられる範囲が広いです。
- 保険料が事業所と折半のため、負担額が減る
- 「傷病手当金」「出産手当金」など受給できる範囲が広い
- 老後の年金額が増える
ご覧の通りに国民年金より受けられる範囲が広いので、加入したほうがオススメです。
まとめ:就労A型でも一定額の給料を超えると、厚生年金保険で給料から引かれるが、受けられる範囲がとてつもなく広い!
今回は、「就労A型でも社会保険の厚生年金は適用される?加入条件は?」について解説しました。
もう一度おさらいすると、加入条件は以下の通りです。
- 週の所定労働時間が20時間以上ある
- 雇用期間が1年以上見込まれている
- 賃金の月額が8万8000円以上である
- 学生でない
- 従業員501人以上の事業所である
そして、加入するメリットとデメリットは以下の通りです。
- 給料から引かれる。特に一人暮らししているパートとアルバイトにとって痛いかも。
- 保険料が事業所と折半のため、負担額が減る
- 「傷病手当金」「出産手当金」など受給できる範囲が広い
- 老後の年金額が増える
一人暮らしをしているパート・アルバイトの人にとっては痛いかもしれないが、加入したほうが受けられる範囲が広いことを頭に入れておきましょう。
補償する範囲が広いから
身に何が起きても安心だね!
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